ほぼ一年ぶりの更新。
またレストア記事を掲載していこうかと思います。
作業はある程度進んでいます。
当初、ブログ掲載をあまり意識していなかったので、オーナー様が後に状況が解る程度のポイントで撮影してなかったので画像が有ったり無かったりです。
なので、少し作業風景が飛び飛びになってしまうかと思います。
エンジンとミッション取外し状態での入庫でした。
各部付属品を取り外し、台にのせて作業場に移動してきました。
分解時の状態確認では、パネルの欠損も比較的少なく感じられました。当然過修はありますが、何よりオーナー様の保管状況が良かったのではないかと思います。
現状がおおよそわかったところで、カーべキューに載せて作業開始です。
2015/10/27 (Tue)
暫くぶりの更新。
着手から一年かかりましたが、ヨタハチのレストアが終わりましたのでUPします。
左側の作業が終わり、右側着手。
ダッシュロア、パーテンションロアを張り替えてフロア張替作業に進みます。
今回の腐食箇所もヨタハチならではという部分ではあるのですが、構造や形状の都合上、この車種は何度手掛けても難しいというか…
苦労しますね^^;
一般修理と並行しての作業なので、ここまでで約半年かかりました。
次は塗装編です。
2016/07/30 (Sat)
前回の続きです。
サーフェーサー塗装。
腹下もアンダーコートを剥がしているので、下地塗装。
2016/08/03 (Wed)
暑い日が続いています。
やっと湿度のないカラッとした北海道らしい天候。
でも夜になると気温が落ちるので、もう夏の終わりを感じてしまいますね。
さて、納車前の風景です。
リフトであげて、下廻りの点検。
今回は本州までJRコンテナで送るので、オイル、ガソリン等、油脂類を抜いておく必要があります。
陸送より価格も安いですし雨にもあたらないし、運搬日数も短いし。
この方法が一番良いのかもしれません。
積み込み後、まもなくして雨が降ってきました。
本当にギリギリのタイミングでしたが、無事納車することができました。
もしかすると私は見納めかもしれないので、寂しい気持ちもあります。
ですが、長い間このヨタハチでたくさんの思い出を作ることになれば本当に嬉しいです。
2016/08/12 (Fri)
Frフェンダースプラッシュシールドの制作をしました!
原型から採寸し、金型を制作。
複雑な形ではないのですが、リブとミミがある為、調整しながら形状を整えていき、金型パーツを接合し牡牝の型が完成。
左右対称になるので、同様にして反対側用の金型も制作。
画像加工のように反転できると楽なのになとか考えちゃいましたよ(笑。
プレスで型押しすると、リブ周辺とミミには当然鋼板の伸び縮みが生じてしまうので、シュリンカーストレッチャーで歪みを形状を整えました。
ヨタハチ用 フェンダースプラッシュプレート 左右セット | 18500円(送料別/税込) |
2014/05/26 (Mon)
早速ネタ切れ感がありますが・・・以前、エンジンO/Hした時の画像でも。
まず、降ろす前のエンジンルーム内。ヨタハチの紹介でも書いたのですが、良好です。しかし、ヨタハチエンジンではないので(ミニエースだっけな。)、油温センサーを付け。
またインマニの錆も気になるし。あとエンジンカバーの塗装もちょっと気に入らないな~
などと色々考えたら、いっそのこと、組みなおしちゃえと、ほぼノリでしちゃいました。
マウントとミッションのボルトを外して、付属品を外して、配線も外して。
傷をつけないように慎重にチェーンブロックで吊り上げます・・・
はい。降りました。おろすとホントちっちゃいエンジンというのがよくわかります。
大人2人で持てますしね。
2007/07/07 (Sat)
前回の続き。
作業に熱中しすぎて、途中の画像を撮り忘れていますがご勘弁を。
ぱらんぱらんのばらし、サンドブラストをしました。砂を飛ばせたくない部分は丁寧にマスキング。
それでもやはり砂は多少入ってしまうので、その後念入りに洗浄してエアブローの繰り返し。
しかし、すれどもすれども砂が出てきます。
一日いっぱい洗浄し、もう良いかなと思っても、やはり不安は拭いきれません。
サンドブラストしたことに後悔しました。
シリンダーはボーリングするので処理していません。
反対側からのアングル。
中はこんな状態。もの凄いキレイになって嬉しいんですが、不安が・・・。
普通に考えればやってはいけない事だというのは解かるんですが、当時買いたてだったので、どこまで出来るものかと実験的に試みました。
なぜみんなここまでしないのかが、よ~~~く解かりました。
もう2度とエンジン内部のサンドブラストはしない!と心に誓いました。
その他、付属品もサンドブラスト。こちらは全く心配ありません(笑。
錆が少し残っているけど、巣穴になるほど酷くもないので、サーフェーサーを塗って塗装でほぼOK。
フィンは細かいスコッチブライトでサンドブラスト時に出来た小さな凹凸を取って仕上げ。
2007/07/11 (Wed)
今回のO/Hに使用したパーツ。
カムシャフトギア、クランクシャフトベアリング、コンロッドメタル、油温センサー、フューエルポンプ、ピストン(1.00)、ピストンリング、バルブリフター、INバルブ、EXバルブ、ガスケットキット。
右側にある汚れているパーツが、元々のパーツです。
今までずっと持っていたのですが、売る事はもちろん、もったいなくて使う事すら出来ずにいた貴重なパーツをふんだんに使っただけに失敗は出来ないと、自分の車ながらえらいプレッシャーがかかりました。
さぁ。どうなることやら・・・。
2007/07/13 (Fri)
ひき続き。
問題のエンジン部分を組んでいきます。
左下部分に穴を空けて、ネジ山を立てて、油温センサーを取り付け。これで一歩ヨタ用に近づきました。
シリンダーのボーリングはエンジン屋さんにしてもらいました。
右側面から。
ミッションも少し汚れていたので、ついでに洗浄し、表面をスコッチブライトで擦ったり、真鍮ブラシで擦ったりしてキレイにしました。
インマニの錆も無くなり、エキパイも耐熱塗装をしてあるので、当分安心かな。
で、ぶつけないように慎重に収めて、終了!
でもパッと見た感じたいした変わってないような気がして感動にかけます。返ってサンドブラストの不安を抱えてしまっただけのような・・・。
無事エンジンがかかりますようにと祈っておきます。
後日談ですが、やはり白煙がでました(笑。原因は砂。シリンダーに砂の噛み傷が付いていました。
シリンダーを1.0まで広げてしまったので、これ以上オーバーサイズにする事も出来ず、スペアエンジンのシリンダーを再度ボーリングしてもらう羽目に。
だれも真似しないでしょうけれどくれぐれもその際は気をつけて下さい。
2007/07/14 (Sat)